日々の移り変わりと備忘録↓ユーフォラジアと読みます。通称ゴルでございます。モットーは Fluctuat nec mergitur たゆたえども沈まず。


by euphorasia
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アイの無い八丈島。八丈島其の1.5

智恵子は東京に空が無いという。
八丈島にアイは無いと僕は気がつく。・・・・・・・藍ね(笑)

2日目たまたま立ち寄った八丈島伝統の織物「黄八丈」の染色元であり織り工房であり、おみやげ屋さんでもある(反物は無いよ)黄八丈ゆめ工房さんが面白かったので単独の記事で書かせていただきます。

とりあえず八丈島の伝統工芸を見るのも旅の一貫。と、言いつつ、気まぐれで入った黄八丈ゆめ工房さん
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建物の内部は広く、織り機が並んで何人かの方々が「パンパーン」とリズムよく織り機を動かしていました。

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「パンパーン♪」
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見ていて飽きません

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黄八丈の簡単な説明。詳しい説明などは黄八丈から見ると分かりやすく学べるでしょう。

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ここで黄八丈の説明。丁寧に教えていただきました。
蚕の糸によって染め上がりも違うそう。八丈島で採れる自生の黄、樺、黒の染料、無色の白で織られる黄八丈・・・・・説明を聞いていて八丈島にはアイ(藍)が無いじゃないか!!と突っ込もうと思ったのですが、真面目な説明の中そんな雰囲気でも無かったのでここでうっぷんをはらさせていただきます(笑)


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ここでちょっとネタ話。
この黄八丈実は中国伝来説があるようで、この色合い等は昔の唐の王家等が好む色だそうで海流の流れから江戸へ行くはずなのかただ単に流れ着いた唐の人が伝えたものではないかと言われているそう。現に今でも島には何人か中国人伝来の苗字の方がいるそうです。

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灰汁の即席科学実験。灰汁液に付けると糸が・・・・・どうなったんだっけ?(汗)黄金色に染まるそうです。

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何故か着物の反物の製造元のはずなのに反物がない。何故ですか?の質問に帰ってきた答えは
反物自体が高額で手間暇のかかる物なのでほとんどが高級な呉服屋さんの予約済みだそう。
ちなみに展示されていた着物
「黄八丈 天蚕糸一〇〇%」
山下 芙美子作
参考上代  九〇〇万円・・・・・・・・900万円!!

ここでお知らせです。今まで書いていた記事がふと間違って全部消えてしまいました(泣)幸いプレビューで確認していたので最初から描き直さなくてはならない悲劇は回避出来ました。
さ、取り直して、


はなれでも織っていました。
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細い糸に強いテンションをかけて織るのだそうです。



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名匠であり東京都無形文化財の故山下八百子さんが苦心されて復刻された「平成永鑑帳」
「永鑑帳」とはいわゆる黄八丈の「生地見本帳」でスーツで言うところの「パンチ」です。
例えばお江戸から「c-19番を18反お願いね〜」みたいな感じで注文(?)を受けていたもの。
黄八丈の美しい柄の見本帳はシンプルながら力のあるデザインに改めて感心します。


大昔のの織り機
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カッペタ織りと言うそうです。

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こちらは韓国だったかな?の織り機

はなれの隣にある染め小屋?
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なんだっけ?
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釜とかたらいとか
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灰汁用の灰が一杯
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ちなみにはなれは古い民家(?)を移築したものらしいのですが
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え?これで大丈夫なの?という絶妙なバランスで建っていました
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こちらのオーナーさんは園芸が趣味だそうです。もう、南国♪
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拙い説明ですみませんが、黄八丈。派手さはありませんが力強く好きになってしまいました♪
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by euphorasia | 2010-09-10 21:43 | 旅行